【設立の経緯および目的】
「酪農生産者同士が交流・意見交換する場をつくり、都市生活者や地域住民との交流活動や教育的活動を進めていくことにより、日本酪農に対する理解や支援を獲得する」ことを目的に平成11年に設立しました。会員は日本全国の牧場で、全国7ブロック(北海道/東北/関東/北陸/東海/近畿・中国・四国/九州)に分かれ、現在286 会員(2024 年 7 月)の酪農家で構成されています。
【主な事業内容】
平成26年に下記のスローガンを決議し、これに沿って活動を推進しています。
<スローガン>
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つなぐ ~ 全国的なネットワークを活かした相互研鑚や交流
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続ける ~ 酪農教育ファーム等の社会貢献活動
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育てる ~ 酪農後継者と酪農理解者の育成
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(1)全国的なネットワークを活かした相互研鑚や交流【つなぐ】
① 全国研修会の開催
本会の全国的なネットワークを一層強固なものとするため、会員の活動の充実・深化に資するテーマを設定し、年に1度、地域ブロックの持ち回りで開催。
② ブロック活動の充実
地域貢献の観点から、指定団体や農協等と連携し、消費者と直接交流する場を設ける等、酪農教育ファーム活動やミルクジャパン運動を積極的に推進することにより、酪農の持つ「教育力」を活用した食育活動等を行う。
(2)酪農教育ファーム等の社会貢献活動【続ける】
① 東日本大震災・熊本地震等への支援
東日本大震災及び熊本地震の被災地への支援について、未だ復興の途上であることを踏まえ、被災地域の児童への酪農体験(小学校等への出前授業)を継続して実施
(3)酪農後継者と酪農理解者の育成【育てる】
① クラブ・ユース事業の実施
日本酪農の発展に貢献する観点から、引き続きクラブ・ユース事業を行い、後継者世代の育成を図る。
② 新規会員の獲得
酪農家が集う勉強会やイベント等で新規会員募集パンフレットを配布・説明するなどして、新規会員の獲得を図る。
③ 酪農理解者の獲得
ホームページを通じて消費者へ本会の活動を広報するとともに、酪農教育ファーム等の社会貢献活動、酪農理解醸成のためのイベント等を通じて、酪農理解者を獲得・育成することに努める。
(4)その他(事業を円滑に推進するための活動)
① 防疫対策の強化
本会及び会員が取り組む消費者交流活動では、飼養衛生管理基準を遵守し防疫上のリスクが生じないよう、消費者に対して注意喚起を徹底するため、これまでに本会で作成した防疫ツールや、国・関係団体が作成したマニュアルやツールを活用する。