本会では、日本酪農の発展に貢献する観点から、後継者世代の育成を図ることを目的とした「クラブ・ユース事業」を平成26年に立ち上げ、以降8回の勉強会・交流会を開催してきました。そして第9回となる勉強会を、令和元年12月1日~2日にかけ開催し、60名の会員、関係者、学生にご参加いただきました。
まず、クラブ・ユースリーダーである石田陽一(石田牧場/神奈川県)より開会挨拶をした後、北陸酪農業協同組合連合会代表理事専務の佐野芳幸氏に、北陸の酪農情勢についてご講演いただきました。
次に、石田リーダーよりイントロダクションを行い、参加者の目的意識を高めました。
メインイベントであるパネルディスカッションでは「北陸地域の酪農家に、酪農の良さ・苦労を聞く」と題して、ベテラン酪農家、新規参入、家族経営、牧場従業員など様々な立場の4名のパネラーに登壇いただき、家族経営の苦労や新規就農への道のりなど、さまざまな話題で盛り上がりました。
休憩をはさみ、パネラーごとに班を作りグループディスカッションを行いました。
2日目の牧場視察では、(有)フジタファームの牧場及びジェラートショップの視察をさせていただきました。
その後、同牧場の経営する農家レストラン「ラ・ビステッカ」にて講演の後、牧場で肥育したF1牛のハンバーグを昼食にいただき、閉会しました。