酪農6年生

岐阜県高山市・嶋田牧場シラウメディリーファーム

皆さん、こんにちは。
私は岐阜県高山市で、52頭(現在)の経産牛を飼育し牛乳生産しています。

私の牧場は、子供たちを含め7人家族です。
私は、酪農を始めてまだ6年しか従事しておりません。
と言うのも酪農家の長男として育ちましたが、酪農が嫌で6年前まで、調理師をしており和食・フランス料理と修行をしていました。
両親の病気を期に調理の道を諦め、酪農を継ぐ事になり、今に至ります。

私の牧場は、中山間地区にあり、乗鞍山脈が一望できる空気・水のきれいな所にあります。
19年度より酪農教育ファーム認証牧場になりました。

今までは、自分の子供たちが通う小学校の生活科という学習で、小学2年生の子供たちに牧場に来てもらい、牛についての説明や、牛乳の持つ栄養の事、命の大切さなどを紙芝居形式に話しをしたり、実際に牛舎に入って、見学したりする程の活動しかできていませんでしたが、今年に入り、地元中学生の職場体験学習の生徒さんを受け入れて、仕事の大変なことや楽しさ、生鮮食品を生産する事の責任の重さ、動物たちと暮らす生活などを伝える事ができました。

私は、先に述べたように、調理師をしておりました。
そこで学べた事は、お客様に料理を出し、お金をいただくと言う事は、“おいしい”と言ってもらう事です。
その言葉をもらうには、安心・安全な食材、その食材を上手に使う料理人の工夫や手間、そして、真心を込める事を常に思って料理を作ることを教えられました。

我々、酪農業も酪農教育ファームも、通じる所があると思い、多くの子供たちに、伝えていきたいと思います。
将来は、自分の牧場の牛乳を使った乳製品作りも、必ずやり遂げていくという目標を持ち、これからも日々精進したいと思います。

教育という字は、教えて育てると書きます。酪農家も消費者の方々も酪農を通し、心健やかに育つことができるように頑張りたいと思います。