地域交流牧場全国連絡会とは?
交流活動を行っている酪農家同士のネットワーク組織です
多くの人々にとって、酪農という産業は、乳牛を飼育し生乳を搾る農業としか映らないものと思われます。
ここ数十年で、日本の酪農は規模拡大など生産基盤を拡大し、生乳生産量を急激に増やし、規模的にヨーロッパなど酪農先進国を追い抜くほど発展してきました。 確かに、何年か前まではそれでも良かったかもしれません。
しかし、現在、酪農家は、牛乳消費の低迷、輸入飼料価格の高騰、あるいは後継者不足や環境問題など、酪農家を取り巻く環境が厳しくなるなかでこのままでは、経営を継続していくことが困難な状況になることも考えられます。
こうした厳しい状況下、酪農家が安定して経営を継続し、生乳生産を続けていくためには、生乳を供給することの他に、酪農の持つすばらしさ、教育、安らぎ、国土保全など多面的な効果が、消費者に広く理解され、支援されることが重要になっています。
そのために、多くの酪農家が、自分の牧場を開放したり、地域住民との交流を深めたり、自分でアイスクリームやチーズなど乳製品を製造販売したり、ファームインを経営したり、学校と提携して牧場を教育の舞台とする教育ファーム活動を展開するなど、消費者との様々な交流活動を行っています。
「地域交流牧場全国連絡会」は、このような交流活動を行っている牧場同士が、一堂に会し、意見交換や情報交換などを目的に、酪農家による全国的なネットワーク組織です。
現在、同じ志を持つ、約300人の酪農家を中心とした仲間がこの会に参加しています。さあ、皆さんも私たちの仲間になって、共に今後の日本の酪農の未来について考えてみませんか?
会員が主体的に運営する自主的組織
「地域交流牧場全国連絡会」は、全国6ブロック(北海道、東北、関東、東海・北陸、中国・四国、九州)に分かれ、各ブロックから選ばれた代議員や理事によって運営されています。活動方針や計画の策定と決定、会費の取決め理事代議員の選出など、会員の主体的な運営で行う、自主的な組織です。
連絡会の主な活動内容
- 会員牧場の交流活動や酪農関連活動の紹介、酪農関連施策の紹介、海外先進国情報の提供などを掲載した会報誌「DF NEWS」を発行しています。
- 代議員会や理事会など、会の運営方針を決定するため、全国会議を適宜開催しています。また、全国6ブロックごとに、ブロック会議を開催し、各ブロックにおける活動計画の作成など地域に密着した活動を行っています。
- 各ブロックごとに、消費者との交流をテーマとした「交流部会」、自家製乳製品の製造などをテーマにした「製造部会」の2つの専門部会を開催し、研究・検討活動を行っています。また、ブロック間の研究活動の情報交換や活動事例部発表などを行う、全国研修会を年1回開催しています。
- 会員牧場が安心して交流活動に取り組めるように、会員を対象とした「施設賠償責任保険」「生産物賠償責任保険」に加入します。
- 牧場における体験学習の推進を行っている『酪農教育ファーム推進委員会』に、委員を選出しています。また、酪農教育ファーム活動との連携や協力を推進するため「酪農教育ファーム特別推進委員会」を設置しています。
- 地域交流牧場全国連絡会の目的や組織、活動内容を紹介した酪農家向けPR用パンフレット「いっしょだからがんばれる」を、酪農家に配布し、会員拡大や幅広いPR活動に活用しています。
- 農業・酪農・教育関係の新聞・情報誌などを中心に、地域交流牧場全国連絡会のPRと具体的な活動を紹介していきます。
- 連絡会独自のホームページを開設し、活動のPRや会員牧場の紹介などを行っています。
- 平成18年をもって終了し、あらためて視察研究会の持ち方などを研究することとしています。
資料




























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